自転車に乗って 。

自動車免許証返納後の新たな“生活の足”として、再び自転車に乗ることを検討している人もいるでしょう。

足でペダルを踏み込む自転車は、乗り方によっては有酸素運動や腸腰筋の鍛錬につながり、健康づくりに役立つといわれています。

「有酸素運動はダイエットに効果的」とよく言われますが、大変なのは続けることです。

ジョギングやランニングは体重が重い人ほど負担が大きく、腰や膝を痛めている人は、なかなか続けられない人が多いです。

自転車は体への負荷も少なく、長期的な運動の継続がしやすいです、運動が苦手な人ほどオススメな有酸素運動です、また、自転車に乗ってペダルを回すことによって腸の運動が活性化し、体内での不要な水分の吸収を抑え、便秘防止にもなります。

自転車に乗ると、副交感神経が刺激され、睡眠の質が向上すると言われています。

運動をすると適度に汗もかき、充実した疲労感によってよく眠れて、これは副交感神経という神経が関係しています、副交感神経とは、夜間に優位に活動する神経で、体に疲労がたまると肉体を眠りに誘うものです、自転車はペダルにかかる負荷やスピードによって運動強度が大きく異なります。

「改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』」によると、8.9km/hの速さで(ゆったりと楽に走るくらい)で4.0メッツとしています。

『4.0・16.1km/h未満 レジャー、通勤、娯楽など』そのほか、スピードや道の違いによる運動強度が変わってきます。     「健康長寿ネット」より